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【たまごっち発売から20年】その頃産まれた子達が成人した。

成人の日でしたね。

街を行く新成人は、振袖や背広に身を通し、活き活きとした顔で足早に街中を歩いていました。

テレビをつけると、どのテレビ局でも成人式の特集を組み、『若者の今』をテーマにした特集が放映されていましたね。

 

そんな新成人達が産まれたのは主に1996年代です。

ちょうど20年前。

 

世の中を虜にしたおもちゃが発売されました。

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初代『たまごっち』です。

 

2016年11月23日に発売され、愛らしいキャラクターをポケットサイズで育成するゲームとして、大流行しました。

このパッケージを見ただけで、私も当時の記憶が蘇ります。

 

たまごっちを育てていた時の記憶

当時、小学生だった私もこの流行をいち早くゲットしました。

きっかけは、誕生日プレゼントでした。(誰からもらったかな…。)

 

私が遊んでいたたまごっちは、当時レアだったたまごっち初代USA版でした。

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カラーも、この写真の通り「白」と「」を基調としたタイプでした。

このUSA版で驚いた点が、ご飯ではなく『パン』が食事なんです。

USA版、特有のつくりでしたね。

また、有名なおやじっちへは進化できず、「サムっち」という特別なキャラクターに進化させることが出来たのは珍しかったです。

もちろん、画面の操作表記はすべて英語です。

幼い私は、とにかく押して、動いて、覚えて、学んで、このUSA版たまごっちの操作をマスターしました。

 

しかし、周りの友達にこのUSA版を持っている人はおらず、

オリジナルたまごっちのパロディ商品だと疑いをかけられたこともありました。

 

今考えればみんな同じような遊び方のおもちゃなのに、一人だけ使い方も表記も出てくるオヤジのキャラクターも違うのであれば、確かにパロディだと思いますよね。

ですが、みんなと違うたまごっちで遊んでいた私は、希少価値が高いと思い、優越感を感じていました。

今では懐かしい思い出です。

 

 

 

そのUSA版たまごっちは今どこに

希少価値が高いと思って、大事に遊んでいたたまごっちですが

実はたった1~2年ほどで遊ばなくなりました。

遊ばなくなった理由として「育成おもちゃブームで類似商品へシフトチェンジ♪」したからだと言えます。

たまごっちブームの後、各おもちゃメーカーは、類似商品をどんどん発売してくれました。

 

例えば、

デジモンデジタルモンスター

 

ヨーカイザー

以上のようなおもちゃで

「育成&対戦型ポケットゲーム時代の到来」により、たまごっちと私は、疎遠な関係になりました。

友達同士、育てたモンスターを戦わせ、負けたくないという競争心がたまごっちよりも魅力的に感じ、長く遊んでいました。

5年ほど遊んでいたでしょうか。

あの希少価値が高いと思っていたUSA版たまごっちは、早い段階で私の学習机の一番下のBOXの奥底の文房具入れに格納されました。

今では懐かしい思い出です。

 

 

 

大人になった今、たまごっちに対する想い

素直に「ありがとう」と言いたいですね。

何に対して、「ありがとう」かというと

 

当時小学生の頃の思い出をつくってくれたことへの感謝」です。

 

友達と遊んで、たまごっちが進化したこととか

う○ちをそのままにしていて、笑いあっていたこととか

こまめにご飯をあげないと、たまごっちも腹が減るんだとか

そろそろ育てるのめんどくさいけど、なんか、ほっとけないなとか

それでも、愛着をもって育てていたのに、自分のたまごっちが天へ召した時の悲しさとか

 あぁ、その時こんな出来事あったっけとか

 

当時のタイムラインとおもちゃが記憶を繋いでくれていたんですね。

あれから、20年。

今も、いろんなおもちゃが目まぐるしく開発・発売されています。

私も息子に、いつか同じように当時を懐かしむ感動を感じてほしいなと想っています。

 

今の私はこどもの頃遊んでいたおもちゃの本当の価値を、大人になって感じています。

おもちゃは当時の記憶を繋いでくれるもの】です。

 

たまごっち世代のみなさん。

懐かしい思い出ですね。